秋の一日は、夏の一週間
記者は「情報」という形のないものを売るのが仕事です。各地を飛び回り、得た情報を記事にすることにやりがいを感じていましたが、農業や漁業など、地に足をつけて形あるものを作り出す人々に出会ううちに、その暮らしに憧れを抱くようになりました。...
「本のまち・木之本」へようこそ
木之本といえば、江戸時代からの宿場町として有名ですが、実は「本のまち」でもあるんです。 駅前には明治39年、地元の有志によって設立され、百年以上に渡って住民たちの手で守られてきた国内でも珍しい私立の「江北図書館」が、街道沿いには古くからの本屋が二軒、二年前に開店した古書店が...
横関さんのかんぴょう作り
大音に引っ越してきて以来、横関隆幸さんの「かんぴょう作り」は、私の夏の風物詩です。お恥ずかしながら、横関さんに出会うまで、私は巻き寿司以外でかんぴょうに出会ったことがなかったし、かんぴょうが何でできているのかも知りませんでした。 干した瓢ひさごと書いて「干瓢」。...