【小中学生と保護者のみなさまへ】
冬季休業中の丘峰喫茶店ですが、このたびのこどもたちの休校の措置を受け、3月6日から19日まで、臨時営業をはじめたいと思います。土日の営業はございません。 (5日まではすでに予定がずらせず、ごめんなさい) 通常の営業ではなく、お子さまたちと保護者の方の息抜きの居場所のひと...
湖北のイチゴ 寒さが美味しさの秘訣
湖北に移住して感激した食べ物のひとつが摘みたてのイチゴ。美味しさを教えてくれたのは、道の駅「湖北みずどりステーション」に隣接したビニールハウスでイチゴを栽培している松本靖夫さんです。 松本さんは「章姫」「かおりの」など4種類のイチゴを栽培。最盛期は1~3月です。昨夏の台...
木之本に心強い仲間
元地域おこし協力隊員の植田淳平さんは2015年12月、「芸術文化による地域活性化」を任務として東京から長浜に移住。3年の任期中に、北国街道でのブックカフェのオープンや、西野亮廣さんの絵本「えんとつ町のプペル」展の開催など、ネット上で資金を募るクラウドファンディングの活用をサ...
母の面影 大音の観音様
賎ヶ岳の麓、伊香具小学校の裏手に、ひっそりと佇むお堂があります。伊香三十三所観音霊場十七番、明音寺千手堂です。山の斜面にある苔むした石段を登り、靴を脱いでお堂に入ると、6畳ほどのお部屋の中に観音様がいらっしゃいます。 普段お堂は閉まっていて、集落で「観音講」を結ぶ7軒の御宅...
伊吹の自然 切り絵で表現
米原市の切り絵作家早川鉄平さんの展示会に行ってきました。 地面に鼻を擦り付けて餌を探す猪、周囲を警戒して耳をすませるうさぎ、その頭上を、今まさに獲物を狙って降下するイヌワシ。間接照明の灯りに、浮かび上がる生き生きとした動物たちの姿。会場を歩くと、どこかおとぎ話の世界に迷い込...
謹賀新年 餅つき三昧
あけましておめでとうございます。皆さんよいお年をお迎えされましたか。我が家の年末年始は餅つき三昧。年の瀬は自分たちで育てた羽二重をついて鏡餅をつくり、年明けは、私たちのお米の師匠で西浅井町塩津浜の樋口嘉明さんと古代米で餅つきをしました。...
琵琶湖の魚 遊んで覚えて
所用で実家のある東京に帰省しました。久しぶりに会える甥っ子と姪っ子には「魚魚(とと)あわせ 琵琶湖・淀川水系版」というカードゲームをプレゼント。 2枚1組の札に琵琶湖になじみの深い魚介類が漢字とイラストで描かれています。例えば「あゆ」は「魚」と「占う」の2枚を揃えるとイラス...
冬至には「ん」のつく食べ物を食べよう
冬至には「ん」のつく食べ物を食べると良いと言います。湖北では「砂おろし」といって、この時期に1年間で体内にためた良くないものを出すために、こんにゃくを食べる習慣があるそうです。 原料のこんにゃく芋はサトイモ科の球茎で、春に植えて秋に収穫します。「生子」と呼ばれる種芋を植...
木桶のふなずし 格別の味
湖国に暮らし始めて増えた楽しみのひとつが「ふなずし」。最近では「水を張らないふなずし」の作り方が広がっています。水を変えずに済み、匂いが気にならない手軽さからか、住宅街などに住む現代人の暮らしに作り良いと評判で、私も5年前にその方法を習い、毎年土用の時期に漬けて、正月頃を目...
お嫁入り、出迎え温かく
山百合が咲いた日、とてもおめでたい行事がありました。村に新しいお嫁さんがやってきてくれたのです。 大音集落には、村で育った娘さんがお嫁に行くときには生家からお宮さんの鳥居まで、他から嫁入りするときには鳥居から嫁入り先の御宅まで、結婚式の前に練り歩く風習があります。...